COLUMN「DURO(デューロ)の壁紙」
住宅にはすべてこのスウェーデン、Duro社の壁紙を使用しています。
毎年これから使う量を計画して、自分たちが使いたい色を吟味しながら、新しい色をおりまぜて年に数回に分けて輸入しています。
このクロスを使う理由は紙であること、素材感があり製造工程から破棄に至るまで環境に負荷をかけないことがあります。
紙ですから、室内の湿度に対応する調湿作用があり、
表面に光沢がなく日本にはない複雑な色合いの組み合わせが、外からの刻々と変わる光やシンプルな照明の光を演出してくれます。
日常的な汚れは固絞りの布巾と少しの石鹸を付けて拭くことで手垢など汚れは拭き取ることができ、
貼り替える際には、紙ですから糊を付けてまた上から貼ることが出来るのです。
Duroの壁紙の幅は50㎝。幅広な日本の規格と違い、部分だけの張り替えができ、
器用な方ですと手に余すところがなくDIYで貼ることも出来ます。
ただ、紙のクロスはビニールと違い環境の変化で微妙にサイズが変化しますので貼り方には工夫が必要です。
動いても隙間が出ないように隣同士のクロスは10㎜程度重ねて貼ることで伸び縮みを吸収します。
部屋の一部にアクセントカラーのクロスを貼って印象を変えたり、照明やカーテンと合わせてご提案することも出来ます。
店頭では実際に壁に使用し、サンプルもご用意しています。
見て触っていただき、お気軽にご相談ください。
Text:Hatano