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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

10月 2017

週末になかなか晴れてくれない愛知県、室内から雨水で潤ってしっとりした緑を眺めるのもなかなか良いものですが、やはり外観撮影には青空が欲しいものですね。そんな天候の中で完成とオープンハウスを迎えた「リビングから公園を望む家」その様子をご紹介させていただきます。 エントランス、所々に違う種類の天然スレートを組み合わせたパッチワークの様な貼り方。 リビングの大きなFIX窓からは、ウッドデッキ腰に公園と緑が切り取られます。1Fの床材や選んだ家具はすべて北海道産ナラ材で統一されています。 リビングからダイニング、角に配したのは鬼胡桃の大黒柱。ほか構造材は和歌山県産杉の無垢材を使用しています。 リビングダイニングに対面したキッチンは8畳と広く、真ん中にキッチンテーブルを置いてとても使いやすいレイアウト。南面の窓からは明るい光も入る、まさに家の中心的スペース。 キッチンの背後はラバトリーと家事室。 そして脱衣室と浴室。脱衣室は窓がありませんが、建具を透明なガラスにすること光が入り窮屈に感じない様に工夫しています。 浴室は天井のヒバ羽目板に合わせて防水性のあるモルテックスの塗り壁仕上げ、床はタイル貼り。 トイレは白くやさしい印象です。 階段の明かり取りの窓をホールから眺める。 2Fは寝室とそれぞれにアクセントの壁紙(塗装)を施した3部屋の子ども部屋。ブルーは男の子らしく、グリーンやイエローは中性的な印象です。。ふたりの男の子兄弟がどの部屋を選び、家とともに成長していくのかが気になります。

紅葉深まる当麻町で「合掌再生の家」が完成し、MOONLOID直営店として無事にOPENを迎えました。1950年に幌加内町母子里地区に建てられた古い木造製材工場が解体されるということで、小屋組に使われていた立派な合掌梁を何とか活かせないかと、建物の解体作業を進めたのが 2月のこと。北海道でも随一の極寒、豪雪地での大変な作業でした。そして蘇った建築は、製材工場の面影を残しつつも、分厚い断熱や高性能サッシで守られた高性能の店舗兼用住宅。立派な合掌梁は、もう冬にカチカチに凍りつくことなく、快適な環境の中でこの先もずっと屋根を支え続けます。 お店に入ると長い年月をかけて非常に素敵な色と風合いに磨かれた合掌組みが堂々と現れます。 下弦の梁はアカエゾマツで11mの1本物、現代では集成材でないと入手が困難な希少な材料です。 レジカウンターとその背面に貼った板も製材所で使われていた古い板を再生。製材寸法のメモ跡なども残りとても味わい深い。       建物半分は住居スペースになっていて、店舗と同じく合掌が現れた大空間が広がります。 南斜面は立派なミズナラの森、ダイニングの大開口から森に抜けていく素晴らしい眺望。       新たなものでは真似出来ない価値、古き良きものを生かす機会が与えられる度に感じます。その条件として、自然素材や人の手仕事が大きな要素ではないでしょうか。その様な本物を見る機会が減ってきている昨今、この建物の訪れる人々が、同じ様に感動して、良いものを次の時代に引き継いでいきたいと、感じてくれたら幸いです。