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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

11月 2017

先月はじめの話ですが、滋賀県栗東市で建てた住宅のメンテナンス帰りに、東京大学の藤森照信先生が設計した「たねや」が運営するショップ、レンスラン、工場の複合施設「ラ・コリーナ近江八幡」に立ち寄りました。 藤森先生の作品といえば、自然素材を使って、これでもかというぐらいの独創的な素材使いで組み建てられた、今までどこにもなかった建物なのになぜか懐かしい気持ちが滲み出てくるという、土着的な有機建築で知られます。 近作の「ラ・コリーナ」では、有名な草屋根や土壁風モルタル、荒削りの雑木柱やステンドグラスの建具など、本で読んでいた先生独自の仕上げが随所にあふれていて、、、どこにも見慣れたものがない新鮮な空間体験とアイデアの山は、本当に目から鱗の体験となりました。 今日の建築は、装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインを、ガラスや鉄、コンクリートなどの近代的な無機材料で実現するというのが主流かと思いますが、藤森建築は、近代とは逆を行っているのか?だからと言って伝統的でもない、、、もっと広い、人類史的な視点から自然素材と建築の結びつきを再考しているように感じます。   たくさんのインスピレーションをもらって、滋賀県をあとにしました。

先日、アース21という工務店グループの勉強会で秋田、青森と周り、現地の高性能住宅や、有名な建築物を視察してきました。最終日に見学したのは十和田市に近年相次いで建築されている有名建築家が手がけた立派な公共施設。安藤忠雄氏の図書館、西沢立衛氏の現代美術館、隈研吾氏の公民館、公園には草間彌生さんのアートも突如として置かれたりと錚々たる内容で、財源は近隣の核燃料再処理工場での補償金ということではあるのですが、人口6万人の都市にまとまって立ち並ぶ現代建築群は、世界的に高く評価され、街の活性化へと繋がっているようです。省エネルギーとは決して言えないような作りですが、空間の面白さや、美しいディティールも随所に垣間見られ、コンクリート打設の思い出話からは現場の緊張感もひしひしと感じ、建築の面白さを再認識出来る視察となりました。 北海道からも海を渡ってすぐの青森、十和田市。ちょっと出かけるアートツアーにはオススメです。            

住宅にはすべてこのスウェーデン、Duro社の壁紙を使用しています。 毎年これから使う量を計画して、自分たちが使いたい色を吟味しながら、新しい色をおりまぜて年に数回に分けて輸入しています。 このクロスを使う理由は紙であること、素材感があり製造工程から破棄に至るまで環境に負荷をかけないことがあります。 紙ですから、室内の湿度に対応する調湿作用があり、 表面に光沢がなく日本にはない複雑な色合いの組み合わせが、外からの刻々と変わる光やシンプルな照明の光を演出してくれます。 日常的な汚れは固絞りの布巾と少しの石鹸を付けて拭くことで手垢など汚れは拭き取ることができ、 貼り替える際には、紙ですから糊を付けてまた上から貼ることが出来るのです。 Duroの壁紙の幅は50㎝。幅広な日本の規格と違い、部分だけの張り替えができ、 器用な方ですと手に余すところがなくDIYで貼ることも出来ます。 ただ、紙のクロスはビニールと違い環境の変化で微妙にサイズが変化しますので貼り方には工夫が必要です。 動いても隙間が出ないように隣同士のクロスは10㎜程度重ねて貼ることで伸び縮みを吸収します。 部屋の一部にアクセントカラーのクロスを貼って印象を変えたり、照明やカーテンと合わせてご提案することも出来ます。 店頭では実際に壁に使用し、サンプルもご用意しています。 見て触っていただき、お気軽にご相談ください。 Text:Hatano