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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

Author: staff

先月はじめの話ですが、滋賀県栗東市で建てた住宅のメンテナンス帰りに、東京大学の藤森照信先生が設計した「たねや」が運営するショップ、レンスラン、工場の複合施設「ラ・コリーナ近江八幡」に立ち寄りました。 藤森先生の作品といえば、自然素材を使って、これでもかというぐらいの独創的な素材使いで組み建てられた、今までどこにもなかった建物なのになぜか懐かしい気持ちが滲み出てくるという、土着的な有機建築で知られます。 近作の「ラ・コリーナ」では、有名な草屋根や土壁風モルタル、荒削りの雑木柱やステンドグラスの建具など、本で読んでいた先生独自の仕上げが随所にあふれていて、、、どこにも見慣れたものがない新鮮な空間体験とアイデアの山は、本当に目から鱗の体験となりました。 今日の建築は、装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインを、ガラスや鉄、コンクリートなどの近代的な無機材料で実現するというのが主流かと思いますが、藤森建築は、近代とは逆を行っているのか?だからと言って伝統的でもない、、、もっと広い、人類史的な視点から自然素材と建築の結びつきを再考しているように感じます。   たくさんのインスピレーションをもらって、滋賀県をあとにしました。

先日、アース21という工務店グループの勉強会で秋田、青森と周り、現地の高性能住宅や、有名な建築物を視察してきました。最終日に見学したのは十和田市に近年相次いで建築されている有名建築家が手がけた立派な公共施設。安藤忠雄氏の図書館、西沢立衛氏の現代美術館、隈研吾氏の公民館、公園には草間彌生さんのアートも突如として置かれたりと錚々たる内容で、財源は近隣の核燃料再処理工場での補償金ということではあるのですが、人口6万人の都市にまとまって立ち並ぶ現代建築群は、世界的に高く評価され、街の活性化へと繋がっているようです。省エネルギーとは決して言えないような作りですが、空間の面白さや、美しいディティールも随所に垣間見られ、コンクリート打設の思い出話からは現場の緊張感もひしひしと感じ、建築の面白さを再認識出来る視察となりました。 北海道からも海を渡ってすぐの青森、十和田市。ちょっと出かけるアートツアーにはオススメです。            

住宅にはすべてこのスウェーデン、Duro社の壁紙を使用しています。 毎年これから使う量を計画して、自分たちが使いたい色を吟味しながら、新しい色をおりまぜて年に数回に分けて輸入しています。 このクロスを使う理由は紙であること、素材感があり製造工程から破棄に至るまで環境に負荷をかけないことがあります。 紙ですから、室内の湿度に対応する調湿作用があり、 表面に光沢がなく日本にはない複雑な色合いの組み合わせが、外からの刻々と変わる光やシンプルな照明の光を演出してくれます。 日常的な汚れは固絞りの布巾と少しの石鹸を付けて拭くことで手垢など汚れは拭き取ることができ、 貼り替える際には、紙ですから糊を付けてまた上から貼ることが出来るのです。 Duroの壁紙の幅は50㎝。幅広な日本の規格と違い、部分だけの張り替えができ、 器用な方ですと手に余すところがなくDIYで貼ることも出来ます。 ただ、紙のクロスはビニールと違い環境の変化で微妙にサイズが変化しますので貼り方には工夫が必要です。 動いても隙間が出ないように隣同士のクロスは10㎜程度重ねて貼ることで伸び縮みを吸収します。 部屋の一部にアクセントカラーのクロスを貼って印象を変えたり、照明やカーテンと合わせてご提案することも出来ます。 店頭では実際に壁に使用し、サンプルもご用意しています。 見て触っていただき、お気軽にご相談ください。 Text:Hatano

週末になかなか晴れてくれない愛知県、室内から雨水で潤ってしっとりした緑を眺めるのもなかなか良いものですが、やはり外観撮影には青空が欲しいものですね。そんな天候の中で完成とオープンハウスを迎えた「リビングから公園を望む家」その様子をご紹介させていただきます。 エントランス、所々に違う種類の天然スレートを組み合わせたパッチワークの様な貼り方。 リビングの大きなFIX窓からは、ウッドデッキ腰に公園と緑が切り取られます。1Fの床材や選んだ家具はすべて北海道産ナラ材で統一されています。 リビングからダイニング、角に配したのは鬼胡桃の大黒柱。ほか構造材は和歌山県産杉の無垢材を使用しています。 リビングダイニングに対面したキッチンは8畳と広く、真ん中にキッチンテーブルを置いてとても使いやすいレイアウト。南面の窓からは明るい光も入る、まさに家の中心的スペース。 キッチンの背後はラバトリーと家事室。 そして脱衣室と浴室。脱衣室は窓がありませんが、建具を透明なガラスにすること光が入り窮屈に感じない様に工夫しています。 浴室は天井のヒバ羽目板に合わせて防水性のあるモルテックスの塗り壁仕上げ、床はタイル貼り。 トイレは白くやさしい印象です。 階段の明かり取りの窓をホールから眺める。 2Fは寝室とそれぞれにアクセントの壁紙(塗装)を施した3部屋の子ども部屋。ブルーは男の子らしく、グリーンやイエローは中性的な印象です。。ふたりの男の子兄弟がどの部屋を選び、家とともに成長していくのかが気になります。

紅葉深まる当麻町で「合掌再生の家」が完成し、MOONLOID直営店として無事にOPENを迎えました。1950年に幌加内町母子里地区に建てられた古い木造製材工場が解体されるということで、小屋組に使われていた立派な合掌梁を何とか活かせないかと、建物の解体作業を進めたのが 2月のこと。北海道でも随一の極寒、豪雪地での大変な作業でした。そして蘇った建築は、製材工場の面影を残しつつも、分厚い断熱や高性能サッシで守られた高性能の店舗兼用住宅。立派な合掌梁は、もう冬にカチカチに凍りつくことなく、快適な環境の中でこの先もずっと屋根を支え続けます。 お店に入ると長い年月をかけて非常に素敵な色と風合いに磨かれた合掌組みが堂々と現れます。 下弦の梁はアカエゾマツで11mの1本物、現代では集成材でないと入手が困難な希少な材料です。 レジカウンターとその背面に貼った板も製材所で使われていた古い板を再生。製材寸法のメモ跡なども残りとても味わい深い。       建物半分は住居スペースになっていて、店舗と同じく合掌が現れた大空間が広がります。 南斜面は立派なミズナラの森、ダイニングの大開口から森に抜けていく素晴らしい眺望。       新たなものでは真似出来ない価値、古き良きものを生かす機会が与えられる度に感じます。その条件として、自然素材や人の手仕事が大きな要素ではないでしょうか。その様な本物を見る機会が減ってきている昨今、この建物の訪れる人々が、同じ様に感動して、良いものを次の時代に引き継いでいきたいと、感じてくれたら幸いです。

2013年春、若い大工さんが建築研究社のスタッフに加わりました。 初めは、ベテランスタッフのもと、「大工」ではなく「外構」工事を学びました。 夏の日差しに照らされながら、土を運び、石を積み、石を敷き、木を植えて…。 いつの間にか半年を過ぎ、冬を迎える頃、ようやく大工見習いとなりました。 「あの暑い夏の外構工事のおかげで、体力がついた」と、どこかで話していたそうです。 ベテラン大工さんからは、「いつも一生懸命だよ~」との声。 職人としての厳しさを教わりながら、先輩から道具を譲り受け、大事にしています。 これからたくさんの仕事を覚えて、全国を飛回る大工さんになることでしょう。 Interview: Kokita 大工・室井侑 / ATSUMU MUROI   Q1.「北の住まい設計社」との出会いは? 前職で家具の販売スタッフをして札幌に住んでいた時に、商品として扱っていた本に「北の住まい設計社」が載っていて、東川にお店があることを知りました。少したって、グッドニュース札幌が出来ました。「オシャレなお店」と噂だったので訪れてみると、「無垢の木」を使った家具や雰囲気の良さが印象的で、更に自社大工がいて住宅を手掛けていることを知りました。家具販売の以前には「大工見習い」をしていたこともあり、そのことが記憶に残っていました。札幌を出ようかと考えていた時に、「北の住まい設計社」で大工募集の案内を見つけ、「東川へ行こう」と思いました。 Q2.実際に働いてみて何を感じましたか。 一つの所にとどまらない姿勢、常に改良を重ね、良いものを追求する姿勢を感じました。また、新しい事を積極的に取り入れる雰囲気もあると思います。 Q3.最初の1年間の仕事で印象的だったことは? 2013年の秋に、初めて一人で外構を任された東川のF邸です。森の中という情景で、ひとり石に向かってハンマーを下ろす時に、環境の違いにはっとして、「北の住まい設計社」で仕事をしているという実感を持てた気がしました。また、外構工事は施主さんがお住まいになっている中で作業することが多いので、毎日挨拶をしたり、お子さんの名前を覚えて、話しができたりすることも楽しみです。 Q4.大工仕事はいかがですか。 覚えることがたくさんあります。同じ作業を、時間が経ってから再度取り組む際に、前回注意していた点や手順を覚えていると、さらにうまく「やるぞ」という気持ちになります。現場で納まりを検討する際に、職人で集まる機会があるのですが、まだ中に加わることが出来ません。早くその場で一緒に意見を出し合えるようになりたいです。

2017年10月14日(土)、15日(日) 北海道大学の研究林に建つ製材工場、今は役割を終えて静かに休んでいるかの様な様子ですが、 当時は太い丸太を飲み込んで製材に刻んで吐き出していた勇姿を、 古い建物に刻まれた過ぎし日の出来事を、今の穏やかさのなかに感じてしまいました。 この建物を解体すると知った時このまま捨ててはいけないと思いました。 建築という仕事を通じて新しい建物を創り出している事を生業としている私の心の中にある、 樹というもの、自然界の中で一番長寿でありその尊厳を知っているものとして、 この建物はもう一度生きて行く場を与えてもらうに相応しい形と構造を持っている、移築したいと、未だ未だ生きていて欲しいと。 研究林の先生や職員の方のご理解と努力によって実現した移築は、私達の敷地に…との考えから、この当麻の地に変わりました。 そして、住居とお店「MOONLOID」になりました。 今回は施主さまの希望とご好意により、 お店の開店に合わせて2日間にわたりオープンハウスをさせて頂く事になりました。 家の見学の他、取扱いされている魅力的な製品も合わせてお楽しみ頂けます。 少しドラマチックな展開は約2年の歳月をかけて実現しました。 私達は朱鞠内から当麻に移築した事しかしておりませんが、建物がここに復元した事は喜びであります。 多くの人たちの好意というものがこの事をならしめた事感謝いたします。 皆様ありがとうございました。 MOONLOID / ムーンロイド NANGAとのコラボレーションによる、オリジナルブランド「NANGA WHITE LABEL」の 最強ダウンジャケットの取扱いの他、素材や品質にこだわり選び抜かれたアイテムの揃うセレクトショップ。 別注品のここでしか手に入らない製品も豊富。10月14日(土)より当麻町に移転オープン。 http://moonloid.mm.shopserve.jp/   「合掌再生の家」オープンハウス 日程 : 2017年10月14日(土)、15日(日) 時間 : 11:00〜17:00 場所 : 北海道当麻町 ※予約制とさせていただきます。 ご予約時にご希望の日にちと時間をスタッフまでお伝えください。 後日、会場までの地図をお送り致します。 <ご予約先> 北の住まい設計社 東川ショールーム 北海道上川郡東川町東7号北7線 tel.0166-82-4556 10:00〜18:00 水曜定休 http://goodnews-ks.com/category/shop/higashikawa/

  2017年10月14日(土)、15日(日)   ぶどう畑が広がる丘陵地の一角に片屋根の家がまもなく完成します。 赴任先の北海道で北の住まい設計社を知った施主様は、 北海道でも愛知県でもオープンハウスに足を運んでくださる中で、 杉板貼りの外壁、職人の技で作った無垢材のキッチンや家具、自然素材の建材や仕上げなど、 背景に広がる物語をしっかりと語ることができる 「北の住まい設計社の家づくり」に共感してくださいました。 リビングダイニングの大きな窓からは豊かな緑が取り込め、 子供たちが遊ぶ公園を眺めながらキッチンに立つこともできます。 施主様が樹種や質感を感じながら、一つ一つじっくりと選ばれた素材からは、 北海道の森を感じ取ることができるはずです。 素材選びだけでなく、断熱性能や空調設備など今の北の住まい設計社の家づくりをぜひご覧下さい。   N邸オープンハウス  日程 : 2017年10月14日(土)、15日(日) 時間 : 10:00〜16:00 家づくりお話し会 : 両日 14:00〜 場所 : 愛知県東浦町 ※予約制とさせていただきます。 ご予約時にご希望の日にちと時間をスタッフまでお伝えください。 後日、会場までの地図をお送り致します。   <ご予約先> 北の住まい設計社 名古屋 愛知県長久手市原邸816番地 tel.0561-61-0010 fax.0561-61-0322 nagoya@kitanosumaisekkeisha.com 10:30〜19:00 水曜定休 http://goodnews-ks.com/category/shop/nagoya/

80年以上前の合掌組が支える大きな屋根裏を仕上げる大工さん。 下弦の梁に脚場を敷いても、脚立がないと天井まで届かないほどの大空間となっています。 この上ない魅力を持つ古材の表情には来るたびに惚れ惚れしてしまいます。 はじめは体育館みたいな大空間でしたが、間仕切り壁で個々の部屋へと割り振られていきます。 構造の制約を受けない、間口6間を柱なしで支える大きな合掌作りならではの作り方です。 大工さん6人体制のスピード感ある現場は、床貼りの工程へ。 無垢の床材が呼吸を繰り返し、調湿効果を最大限に発揮できるようにと、1枚1枚合わせ目にスペーサーを挟んでのビス止め作業ですが、 大工さんは慣れたもので、黙々と貼り進めてます。 床が貼り終わり養生が敷かれ、室内はクロス屋さんへとバトンタッチ。 クロスは一般住宅だと3棟分に相当する面積を施工することになりました。 工期の短縮や継ぎ目のない仕上げとするために、ドイツのルナファーザーという紙クロスを採用します。 スウェーデンDuro社の紙クロス(巾50cm、10M巻き)の倍となる、巾1、20M巻きのクロスは1回あたりの施工面積が多くは出来るのですが、 下地をの凹凸を拾いやすいのは変わらずで、丁寧なパテ処理と大変な労力のかかる内装工事となりました。 内装工事の最中に、大工さんも外壁の残りを貼り終え、外部は脚場の解体を待つのみ。 そして、今週からは左官工事が始まっています。 広いショップスペースモルタル仕上げ、中央に薪ストーブが鎮座し、棟木の間から自然光が降り注ぐ店内。 ここは、最高性能のNANGA WHITE LABELダウンジャケットなどを取り扱うMOONLOIDの直営店、 来月のオープンに向けて、工事はラストスパートへ。

北海道、東川は早朝、薪ストーブを焚き始めていますが、愛知県はまだまだ半袖で十分でした。厳しい夏が終わり、今がちょうど過ごしやすい時期でしょうか。現場は、夏を乗り越えて、無事に大工工事が終わろうとしています。新たに出来つつあるニュータウンの一角で、一軒だけ建った自然素材の家は、とても新鮮に映ります。     床が貼り上がった室内で、残りの細かい作業を潰していく野村棟梁、床はオイルの塗装を残すだけのきれいな状態です。     公園と雑木林が広がる西側には、大きく開放的な窓から気持ち良い光が差し込みます。     リビングのFIX窓の外にはウッドデッキを作る予定。公園で遊ぶ子供たちを、お~いと呼ぶことが出来ますね。     浴室はヒバの羽目板と、防水性のあるモールテックスの左官仕上げ。     2Fの塗装は済んで、少しの間空気にさらし乾燥させ、そのあとは養生。 無垢のフローリングを1枚、1枚メスカシで貼っているので、その間に屑が入ってしまわないように、それと、無垢材は刻一刻と空気にさらされて色が変化していくもの、日焼けのあとが付かないように、隙間がなくびっしりと養生を敷いていきます。 このあとは、クロス工事、そして、来月完成を迎えます。