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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

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春、雪解けとともに始まった工事が、7月に完成を迎えました。コンパクトな平屋の家は、すっかり白樺の木々に覆われていました。ここには、施主ご夫婦の仲のように、長い歳月を重ねて育くまれた木立があります。曲がった木や倒れそうな木などは切り、枝を選定しすっきりした木立の間には、いつも気持ちの良い風が吹いています。 この場所から眺めることのできる十勝連峰と美瑛らしい丘の風景を気に入って始まった家づくり。リビングやキッチンのどこにいても丘が見えるようにと、大きな窓が設けられました。季節によって彩りが変化していく丘の景色を存分に楽しむことが出来そうです。床は道産のニレ材で作った無垢のフローリング。 家具はすべて道産のイタヤカエデを使った北の住まい設計社の家具です。寝室へ向かう視線の先には、床まで届く窓から奥の森と白樺の木立があります。壁には珪藻土を塗って仕上げてありますので、吸湿性が高いおかげか良く眠れるようです。セミダブルのベッド(somnus)を2台置いてもゆとりのある寝室。もしかすると森の中で眠るような感覚になるかもしれません。 ご夫婦二人分のウォークインクローゼットと、横にある小さな造り付けのデスク。クローゼットの棚板は道産のブナ材、デスクは道産のナラ材です。 キッチンはワークトップをコーリアン、引出をカバ材、床をライムストーンと、全体に明るい色で仕上げています。 浴室はTOTOのハーフユニットバスを設置。バスタブより上にある壁と天井は自由に選択でき、壁はイタリアのタイル、天井は無垢のヒバ材で仕上げています。 洗面台や収納、トイレの手洗いはいずれも北の住まい設計社のオリジナルです。ほとんどの造作家具にイタヤカエデをセレクトされているせいか、どの部屋も明るい雰囲気です。 玄関はコンパクトながら、飾り棚を設けることでゆとりが感じられます。

カーポート事例のご紹介。カーポートの隣に2坪の物置と駐輪スペースを後から増築した例。一体の建物となる様に繋いでいます。道路からの目隠しと適度な木陰も兼ねています。 前面道路は大谷石敷き。駐輪スペースまでの煉瓦敷きはご主人がDIYで、もう少しで完成です。 裏側の庇を伸ばして、薪置きの屋根を兼ねました。 住宅の雰囲気に良く似合う木製カーポート。 こちらは東川ちば食堂のカーポートと物置。物置は側面から除雪車の出し入れを出来る様、スライドのドア付です。あると何かと便利なカーポートと物置、住宅の完成後にご相談を頂くことも多いです。

早朝、事務所のキッチンへ、 もともと教員住宅だった建物に手を加え、創業の頃は代表渡辺が暮らした住居、その後社員にまかない飯を振る舞う食堂、そして現在カフェのスイーツを製造する厨房に使われているキッチン。隅に何気なく置かれたパインの食器収納に朝日が差し込んだとき、飴色に焼け浮き出る木目と無数の傷跡の中に、創業40年を迎える北の住まい設計社の歴史が滲み出ている様でした。

杉板貼りの外壁が木漏れ日に揺らめきながら輝く富良野「森と共存する家」その佇まいは森に溶け込んで見えます。この後は2台分のカーポート兼物置、森に開いたテラスと小道など、、、外周りの工事はこれからですが、ひとまず完成した室内の様子をご紹介したいと思います。 午前中、森からの光差し込むリビングダイニング。ナラの床材と珪藻土の壁、中央にはレンガ積みのファイヤースペースが配置されています。家具はすべて北の住まい設計社。 森を切り取る木製サッシ、どこまでも奥行きのあるアートの様な「森」。。。 薪ストーブ背面は様々な焼きムラのレンガを組み合わせて。土間は札幌軟石で縁取りその中はモルタルの金鏝仕上げ。手前はオニグルミの大黒柱、2Fの荷重をしっかり支える。 清楚な印象のDining Table Shakerをセレクト。奥に置かれたのはH1200で飾り棚としても使えるn'frameの食器棚。 照明器具はご夫婦が大好きなルイスポールセン社のものを随所にセレクト。ダイニングのペンダントはTolbod 220。 道産ナラ材のキッチンとライムストーンの床。 鬱蒼とした森の中、早めの日暮れと共に照明器具の作り出す明かりを楽しみます。 ピンコロ石敷のエントランス。ピクチャーライトはVL38 ウォール。 ベッドルーム。マットタイプのベッドに合わせてヘッドボードもナラ材で制作。ベッドメイクをすると、ベッドと一体化してホテルの様な雰囲気に。 枕元にはNJPウォールをそろぞれ、手元で操作出来るので使い勝手が良さそうです。 水周りの床もライムストーンで統一。トイレの手洗いはブラシなどを仕舞えるナラ無垢材の特注品。ステンレスのトップがモダンな雰囲気。ブラケットライトはAJエクリプタ。 ラバトリーは収納ボックスを壁に埋め込み、連続するデザインで鏡、そして照明を組み込みました。 調湿効果を期待できるテラコッタ貼りの脱衣室と洗濯機スペース。 浴室にも森に開けた1メートル角の大きな窓が開いています。壁は白い150角タイルとモザイクタイルのボーダーパターンを組み合わせたクラシックな仕様で、 階段ホールを見上げると大小ふたつのMOSERペンダントライト。 2Fはたくさんの本が仕舞える書庫、そして書斎と予備室がひとつ。 書斎の壁内々に制作したW3500、チェリー材の特注デスク。デスク中央には森に向かって窓が開いています。 階段を登りきったホールはちょっとした広さがあり、本を取って読書するためのイージーチェアや寝椅子を置いても良さそうです。   全体に大人っぽく、シックにまとめたインテリアに、北欧の照明器具が良いエッセンスを与えてくれました。家で過ごす多くの時間は明かりと共にあります。様々なデザインで明かりを楽しませてくれるデンマークのルイスポールセン、レクリント、そしてスウェーデンのZLAMPの照明器具、東川ショールームでも取り扱いしています。灯具でインテリアの雰囲気を変えてみたいなど、お気軽にご相談ください。

美瑛に間口4間、奥行き7間のシンプルな平家型の家を建築中です。 周囲はしっかりと太さのある木々に囲われて、リビングのまどは、ちょうど拓けた農地越しに、十勝連峰を望むことが出来るロケーション。 大工さんは原さんと西元さんの師弟コンビ、二人が建物周りを一回り、ふた回りとするたびに、建物の外観が出来上がってきます。 東川から美瑛、そして富良へ、大雪山、十勝連峰の裾野を抜けて、晴れの日には車窓に大パノラマが広がります。

  新緑に彩られ、小鳥の囀り賑わう富良野の森の中。「森と共存する家」は脚場が外れ、クロスや珪藻土の仕上げが貼り終わり、いよいよ本日から家具の取り付けへと入ります。 キッチンと家具は北の住まい設計社の工場で作られたオリジナルがメイン。取り付け工事は家具職人から北の住まい大工へとバトンタッチし、壁の間にぴったりと収まるように取り付けます。それぞれが同じ詳細図面を見ながら仕事を進めているので間違いはありませんが、現場管理をしていると、特にドキドキする瞬間でもあります。

早朝、冷涼な空気を感じたくて回転窓を全開に。 そこには、旭岳の名の如く朝日に照らされて浮かび上がる山塊がインフィニティープールの様に写り込む。 自然に抱かれて暮らす贅沢、なんて素晴らしい。。。   おはようございます。

  富良野「森と共存する家」工事の方も着々と進み、今月は左官やタイル、クロス貼りの仕上げに入っています。工事の間の様子を、ダイジェストになりますが、ご紹介したいと思います。 まだ 2月のとある日。雪深い森の中でゆっくりと内部の下地づくりが進んでいました。2F半分は書庫、たくさんの本の荷重も十分に支えるだけの大梁が力強く現れています。 そのうちボードを貼り始めると、1尺以下の梁は隠れ、大黒柱から十字に走る最大寸法の梁だけがアクセントとして表れます。床も貼り上がり、びっしりと養生をかけた後、仕上げ工事へ。 連休明け、薪ストーブの背後に高く積む赤煉瓦を選びに江別へ。探しているのは不揃いで焼加減まちまちな表情のある煉瓦、壁いっぱいに積みますのでそうでもないとのっぺりとしてしまいます。たくさんの山の中からイメージしていた煉瓦が見つかりました。 そのままトラックに積みこんで富良野へ。初めて抜ける夕張山地の原始林を抜ける国道、道路に沿って流れる芦別川は雪解け水で増水し、景勝地の三段滝はものすごい迫力。こんな景色に出会える北海道の道はいつ走っていても飽きません。 現場の雪も連休前には全て解けていて、笹が起き上がり、ところどころに福寿草が咲いていました。外部の杉板張りも順調に進んでいます。 来月にはオープンハウスを開かせて頂くことになりました。森の中、北の住まいらしい家づくりを是非体感ください。 http://kitanosumai-house.com/2018/05/01/open-house「森と共存する家」/

先日、お引き渡し後12年が経ったI様のマンションに邪魔しました。 メゾネットタイプ、面積107㎡のマンションをフルリノベーションした住宅。名古屋市の中でも緑豊かな一帯にあり、この時期、窓越しは新緑の緑が一面に広がっていました。貴重な都市の緑ですからなおさら贅沢な気持ち一杯に眺めを楽しみます。 フルリノベーションですから、一度裸の状態にして、全てを新しく直していますので、I様の好みと、当時の北の住まいのデザイン、エッセンスのが表現された特別室となりました。 この頃はまだシベリアのパイン材が手に入った時期です。キッチンや建具はすべてパイン材の木肌を生かしたカントリー調のデザイン、針葉樹ということもあり、現在の道産広葉樹を使った表現とはまた異なる魅力を感じます。 ただ、この頃を最後にロシアからの輸入が困難になり、無くなってしまった貴重な材料でもありました。 輸入という行為は国際情勢や現地の林業の実態が不透明であったり、大きな輸送エネルギーの問題なども抱えていますが、自然素材の魅力には国境などなく、この様な素晴らしい素材を使えていた時代もあったのだと、年月で磨かれた木肌をなでながら思うのでした。

看板や家具も入った「旬菜 ちば食堂」のご紹介。雰囲気はたっぷりですが、家族で営む大衆食堂として、たくさん東川の美味しいお米を食べて頂きたいというお店、皆さん気軽にご来店をということ。カフェ営業も楽しみです。 アイアンの照明にセンの板に彫り込んだ看板。 オニグルミの1枚のカウンター、料理が並ぶのが待ち遠しい。 黒い中国黒レンガを埋め込んだカウンター越しの壁     ご自宅側はコンパクトな総2階建てのプランです。白い紙クロスの明るい空間が広がります。 住宅のキッチンスペース。グレータイル貼り。 2F、眺望の良いお母さんの部屋はチェリーの床。 階段には高窓から幻想的な光が降り注ぎます。。     「旬菜 ちば食堂」オープンは4月14日 になっています。 東川の新たな食べどころが加わり、東川のストリートリートからますます目が離せません。