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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

10月 2020

しっかりと断熱材が吹き込まれ、シートが貼られ、下地が組まれました。 あとは外壁材が貼られるのを待つばかり…すっかり秋になりトンボも飛び始めました。   この段階になると…個人的な趣味もありますが、出来上がりの姿の想像と合わせて、 完成写真を撮る際のアングル探しをしてしまいます…ここは何ヶ所も撮影ポイントがありそうです。   本日は快晴…撮影には絶好の天気と思われがちですが、光が強い分、影もまた強くなります。 このアングルは撮影時間を変える必要がありそうです…写真はタイミングもそして運も必要ですね。   北海道らしい澄み切った秋の空は爽やかでした。 この青空の回数が減って、グレーになる回数が増えてくると冬が始まります。   本格的に雪が積もるまでに外部工事を終わらせて、内部の仕上工事に入ります。

8月、新たな家づくりが始まりました。 場所は栃木県。若いご夫婦と息子さん3人の住まいです。 ここ最近は東川近郊の森に近い場所での家づくりが多いのですが、今回は道外の市街地です。 栃木県からかなり離れた場所への家づくりの依頼は不安があったと思いますが、依頼して頂いた事に 感謝しつつ、お引渡しまで安心して家づくりを楽しんで頂けるように進めたいと思います。   この日の気温は34度ほど…やはり北海道とは暑さの種類が違います。 この気温での外作業は厳しいですが、職人さん達はテキパキと作業を進めていました。 みなさん厚着で作業しているのが不思議だったのですが、扇風機(ファン)付きのベストを着て 体温を調整しているとの事でした。あっという間に基礎の型枠が取り付けられていきます。   この辺りは古くからの住宅街で地盤はしっかりしていますが、敷地内で少しバラツキが ありましたので、地盤改良をした上で全面コンクリート床で荷重を支える基礎としました。 配筋も進み、基礎の形が見えてきました。北海道ではそれぞれの地域で凍結深度が設定され 冬期の地盤凍結による基礎の盛り上がりを防ぎますが、栃木県では設定されていないようです。   基礎工事に並行して東川では材料選び…LIVINGのアカエゾマツの柱150角です。 年輪を見て気づかれた方もいらっしゃると思いますが…私達よりもかなり歳上の柱です。 無垢材は環境の変化で割れが出ますので、伸縮を吸収する背割りを入れ、設置面を決め加工に入ります。 まずはしっかりとした家の土台を作ります…来年初めのお引渡しに向けて家づくりが始まりました。     少し話題は変わりまして…下の画像は今回滞在した仙台の様子です。 同じ通りにガラス張りの現代的な建物と歴史を重ねてきた建物が共存しています。 樹木や緑地帯がある道路が多く、朝で人通りが少ない事もあってとても雰囲気の良い街並みでした。