富良野「森と共存する家」着々と、
富良野「森と共存する家」工事の方も着々と進み、今月は左官やタイル、クロス貼りの仕上げに入っています。工事の間の様子を、ダイジェストになりますが、ご紹介したいと思います。
まだ 2月のとある日。雪深い森の中でゆっくりと内部の下地づくりが進んでいました。2F半分は書庫、たくさんの本の荷重も十分に支えるだけの大梁が力強く現れています。
そのうちボードを貼り始めると、1尺以下の梁は隠れ、大黒柱から十字に走る最大寸法の梁だけがアクセントとして表れます。床も貼り上がり、びっしりと養生をかけた後、仕上げ工事へ。
連休明け、薪ストーブの背後に高く積む赤煉瓦を選びに江別へ。探しているのは不揃いで焼加減まちまちな表情のある煉瓦、壁いっぱいに積みますのでそうでもないとのっぺりとしてしまいます。たくさんの山の中からイメージしていた煉瓦が見つかりました。
そのままトラックに積みこんで富良野へ。初めて抜ける夕張山地の原始林を抜ける国道、道路に沿って流れる芦別川は雪解け水で増水し、景勝地の三段滝はものすごい迫力。こんな景色に出会える北海道の道はいつ走っていても飽きません。
現場の雪も連休前には全て解けていて、笹が起き上がり、ところどころに福寿草が咲いていました。外部の杉板張りも順調に進んでいます。
来月にはオープンハウスを開かせて頂くことになりました。森の中、北の住まいらしい家づくりを是非体感ください。
http://kitanosumai-house.com/2018/05/01/open-house「森と共存する家」/