COLUMN「灯りを楽しむ」
木々が色づき暖色の赤や黄色になってくると夕暮れが早くなり、 窓からもれる光がいっそうやさしく、玄関や窓辺の灯りは安らぎを感じさせてくれます。 家路を歩くとき、家の明かりが見えてくると「ほっ」としながら急ぎ扉を開けます。 照明やキャンドルの灯りを効果的に使うのには、 明るく照らすところと対照に暗いところがなくては明るさの演出が上手くできません。 北の住まい建築研究社で建てる家の照明は全体を照らす照明はなく、必要なところを照らす照明です。 ダイニングはテーブルライト、キッチンは手元、リビングはソファの周りだったりします。 明るさが欲しいところにはデスクライトやテーブルライト、 フロアスタンドを配置したり、壁際に置いて部屋を演出する照明に使用します。 そうすると照明器具を変えてみたり、形や色・明るさや光の方向性を選ぶなど楽しみが… フロアスタンドをひとつ置くことでも部屋の雰囲気がとても変わります。 キャンドルの揺らぐ光も魅力的です。炎を見ていると、とても安らぎます。 人々の深い記憶の中での「火」を感じているもかもしれません。 マッチを擦る音や匂い、揺らぎの中に見える景色や家族の顔やお料理など、時間を忘れて過ごすことが出来ます。 手軽なティーキャンドルをテーブルや窓辺に並べたり、 素敵な蜀台を用意していつもと違う時間を演出して楽しむのもいかかでしょうか? 休日には明るい時間から自然光に合わせて、キャンドルや照明を使って過ごすと、 気持ちが開放され、いつもと違う会話ができるかもしれません。 text:hatano <ご提案している照明たち> ZLAMP ZLAMP(ツランプ)は環境を意識したクオリティーの高い灯りを追求する、スウェーデンの照明器具のメーカーです。木製のスタンド部分の木は、すべてスウェーデン国内で育ったもの。リサイクルのしやすいポリプロピレンのシェードは、自分たちのアトリエで手作りしています。私たちは、北欧のインテリアの素敵さは光にあると思ってきました。キャンドルも、照明器具も、ストーブの炎もすべて「あかり」です。ベーシックな灯りを求め、やっと出逢えたZlamp照明たち。各店舗でご紹介しています。 http://goodnews-ks.com/bland-list/zlamp/ Louis Poulsen 北欧を代表するデンマークの照明ブランド、ルイスポールセン。 その美しい光は近代照明のルーツといわれ、 世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。 http://goodnews-ks.com/shop/higashikawa/1621/