富良野「森と共存する家」完成
杉板貼りの外壁が木漏れ日に揺らめきながら輝く富良野「森と共存する家」その佇まいは森に溶け込んで見えます。この後は2台分のカーポート兼物置、森に開いたテラスと小道など、、、外周りの工事はこれからですが、ひとまず完成した室内の様子をご紹介したいと思います。
午前中、森からの光差し込むリビングダイニング。ナラの床材と珪藻土の壁、中央にはレンガ積みのファイヤースペースが配置されています。家具はすべて北の住まい設計社。
森を切り取る木製サッシ、どこまでも奥行きのあるアートの様な「森」。。。
薪ストーブ背面は様々な焼きムラのレンガを組み合わせて。土間は札幌軟石で縁取りその中はモルタルの金鏝仕上げ。手前はオニグルミの大黒柱、2Fの荷重をしっかり支える。
清楚な印象のDining Table Shakerをセレクト。奥に置かれたのはH1200で飾り棚としても使えるn’frameの食器棚。
照明器具はご夫婦が大好きなルイスポールセン社のものを随所にセレクト。ダイニングのペンダントはTolbod 220。
道産ナラ材のキッチンとライムストーンの床。
鬱蒼とした森の中、早めの日暮れと共に照明器具の作り出す明かりを楽しみます。
ピンコロ石敷のエントランス。ピクチャーライトはVL38 ウォール。
ベッドルーム。マットタイプのベッドに合わせてヘッドボードもナラ材で制作。ベッドメイクをすると、ベッドと一体化してホテルの様な雰囲気に。
枕元にはNJPウォールをそろぞれ、手元で操作出来るので使い勝手が良さそうです。
水周りの床もライムストーンで統一。トイレの手洗いはブラシなどを仕舞えるナラ無垢材の特注品。ステンレスのトップがモダンな雰囲気。ブラケットライトはAJエクリプタ。
ラバトリーは収納ボックスを壁に埋め込み、連続するデザインで鏡、そして照明を組み込みました。
調湿効果を期待できるテラコッタ貼りの脱衣室と洗濯機スペース。
浴室にも森に開けた1メートル角の大きな窓が開いています。壁は白い150角タイルとモザイクタイルのボーダーパターンを組み合わせたクラシックな仕様で、
階段ホールを見上げると大小ふたつのMOSERペンダントライト。
2Fはたくさんの本が仕舞える書庫、そして書斎と予備室がひとつ。
書斎の壁内々に制作したW3500、チェリー材の特注デスク。デスク中央には森に向かって窓が開いています。
階段を登りきったホールはちょっとした広さがあり、本を取って読書するためのイージーチェアや寝椅子を置いても良さそうです。
全体に大人っぽく、シックにまとめたインテリアに、北欧の照明器具が良いエッセンスを与えてくれました。家で過ごす多くの時間は明かりと共にあります。様々なデザインで明かりを楽しませてくれるデンマークのルイスポールセン、レクリント、そしてスウェーデンのZLAMPの照明器具、東川ショールームでも取り扱いしています。灯具でインテリアの雰囲気を変えてみたいなど、お気軽にご相談ください。