刻み Y邸vol.02
前回のブログで墨をつけた部材に、ほぞ穴を開け、仕口を作っているところ。 単純な機械と、ノコギリ・ノミなどの手工具を使って加工していきます。 墨に沿って、丁寧に加工しています。 最後に角を斜めに削って、ほぞの完成。 位置を表す文字に、伝統を感じます。
手仕事 Y邸vol.01
現在、旭岳を望む眺めが抜群の土地に、一棟の住宅を建築中です。 大工の手仕事が輝く、墨付けや手刻みの様子からお伝えしていこうと思います。 柱や梁といった構造材、家具製作に使うものと同じ機械に通して厚みを揃えていきます。 家具とは違うスケール感に圧倒されながらの撮影。 柱の位置やその関係性を把握し、仕口を刻む部材や位置を確認していきます。 熟練大工の道具の美しさに見惚れてしまいます。 良い仕事は良い姿勢から、と言葉は無くとも教えていただいたような気持ちに…。 大工さんの頭の中では、すでに家の形ができているのでしょう。