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家具 北の住まい設計社
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北海道の自然をまるごと家具に…
道産の広葉樹を使った手仕事でつくる小物たち
四季の移り変わり、自然を受け入れ感謝しつつ楽しむ暮らし、質素だけれど豊かな暮らし。私たちはモノやコトを通じて表現したいと考えています。

9月 2018

春、雪解けとともに始まった工事が、7月に完成を迎えました。コンパクトな平屋の家は、すっかり白樺の木々に覆われていました。ここには、施主ご夫婦の仲のように、長い歳月を重ねて育くまれた木立があります。曲がった木や倒れそうな木などは切り、枝を選定しすっきりした木立の間には、いつも気持ちの良い風が吹いています。 この場所から眺めることのできる十勝連峰と美瑛らしい丘の風景を気に入って始まった家づくり。リビングやキッチンのどこにいても丘が見えるようにと、大きな窓が設けられました。季節によって彩りが変化していく丘の景色を存分に楽しむことが出来そうです。床は道産のニレ材で作った無垢のフローリング。 家具はすべて道産のイタヤカエデを使った北の住まい設計社の家具です。寝室へ向かう視線の先には、床まで届く窓から奥の森と白樺の木立があります。壁には珪藻土を塗って仕上げてありますので、吸湿性が高いおかげか良く眠れるようです。セミダブルのベッド(somnus)を2台置いてもゆとりのある寝室。もしかすると森の中で眠るような感覚になるかもしれません。 ご夫婦二人分のウォークインクローゼットと、横にある小さな造り付けのデスク。クローゼットの棚板は道産のブナ材、デスクは道産のナラ材です。 キッチンはワークトップをコーリアン、引出をカバ材、床をライムストーンと、全体に明るい色で仕上げています。 浴室はTOTOのハーフユニットバスを設置。バスタブより上にある壁と天井は自由に選択でき、壁はイタリアのタイル、天井は無垢のヒバ材で仕上げています。 洗面台や収納、トイレの手洗いはいずれも北の住まい設計社のオリジナルです。ほとんどの造作家具にイタヤカエデをセレクトされているせいか、どの部屋も明るい雰囲気です。 玄関はコンパクトながら、飾り棚を設けることでゆとりが感じられます。