愛知県内では珍しい、壁220mm、屋根は400mm(一部600mm)、一部基礎断熱、床下エアコンのハイスペック住宅です。厚い断熱材とトリプルガラスに包まれた住宅のとても静なこと、また、しっかりと断熱しているおかげで、エアコンの効きも良いようです。メインの床下エアコンは10畳用が2台、45坪の住宅ですが、愛知県の気候でしたら十分すぎるぐらいかと思います。また、窓の位置が壁の外側よりではなく奥側に取り付けているため、熱損失が低くなっています。窓まわりのケーシングもなくなり、より洗練されたデザインとなっています。内部の空間は、アンティークレースやタイル、照明やミラーなど、アンティークのインテリアがお好きな奥様の、お気に入りのコレクションを生かすためにシンプルな仕上げに。それらを新しい家の中でどう生かすか、楽しく悩んでいらっしゃる施主様のお姿が印象的でした。
愛媛県 G邸
- 竣工 : 2016年
- 家族構成 : 3人
- 延床面積 : 148.93m²
- 構造材 : 北海道産エゾマツ、トドマツ(手刻み)
- 外装 : 道南杉(ウッドロングエコ)
- 屋根 : ファイバーグラスシングル葺き